迷子犬(ポメラニアン)のイメージ

「愛犬がいなくなってしまった」

飼い主さんにとって、こんなにショックなことはありませんよね。

犬は、私たちが思っている以上に臆病な動物です。

雷や地震、花火や工事など普段の生活とは違う事が起きた場合、驚いてパニックになり、突然走って逃げ出してしまうことがあります。

この他でも、オスが発情期のメスの匂いに反応して追いかけていくなど、私たちが思いもよらない行動を取ることも・・・。

迷子犬を見つけるためには、飼い主さんはすぐに行動を起こさないといけません。

時間が経つほど、事故に合う確率や遠くに行く確率が高くなるので、見つけることが難しくなります。

急いで迷子犬の捜索を行いましょう。













迷子の犬の探す5つのポイント

犬には帰巣本能があると言われていますが、室内で飼われている犬は、あまり期待できません。

よくニュースで、すごく離れた場所から家に帰ってきたという話がありますが、こういうのはかなり稀なこと。

実際は、飼い主さんが探さない限り見つからないと思った方がいいでしょう。

飼い主さんの探し方によって、迷子犬が見つかる確率が左右します。

確率を上げる為に、飼い主さんの探し方がとても重要なのです。

1.犬の行動範囲を探す

犬が脱走や迷子になった場合、まず初めにすることは、いなくなった周辺を探してください。

特に、居なくなってから数時間は走っていった方向を重点的に探します。

時間が経てば、その分遠くに行ってしまうおそれがあるので、犬が逃げた場所から円形上に範囲を広げて探してください。

犬の移動距離は犬種によって違うので、これから紹介する「犬は1日でどのくらいの範囲を移動するのか」をヒントにして、探していきましょう。



小型犬が迷子

小型犬の1日の移動距離は、およそ300m~1㎞になります。

小型犬は、家で飼われていることが多く、人に慣れているので、知らない人についていく傾向があります。

そのため、小型犬がいなくなった場合、保護されることが多いです。

あまり遠くまで移動できないので、いなくなった周辺に重点を絞って探しましょう。

中型犬が迷子

中型犬の1日の移動距離は、およそ1~5㎞になります。

中型犬がいなくなった場合は、かなり特徴がないと、目撃情報が集まりにくい傾向があります。

特にミックス(雑種)がいなくなった場合は、特徴をより多く伝える事が必要です。

遠くまで移動できるので、いなくなった場所から広範囲で探しましょう。

大型犬が迷子

大型犬の1日の移動距離は、中型犬と同じくらいのおよそ1~5㎞になります。

大型犬の犬がいなくなった場合、目立つので目撃情報が集まりやすいです。

側溝や狭い場所に隠れることが出来ないので、その分見つけやすい。

遠くまで移動できるので、いなくなった場所から広範囲で探しましょう。

2.警察署・保健所・動物愛護センターに連絡

周辺を探しても見つからなければ、管轄内の「警察署」「保健所」または「動物愛護センター(保護センター)」に保護されていないか確認してください。

また、犬が遠くに移動していることを考えて、近隣の市や区の警察署・保健所・動物愛護センターも確認しましょう。

保護されていない場合は、迷子の届け出をします。

迷い犬の届け出をしておけば、保護された時に連絡が入るので、必ず行ってください。

届ける時に、次のことが質問されます。

  • いつ居なくなったのか
  • 居なくなった場所
  • 犬種や大きさ
  • 性別
  • 迷い犬の特徴
  • 飼い主の連絡先

警察署に連絡

警察署(会計課または遺失物係)・交番・駐在所では、迷子犬は遺失物(落とし物)として扱われるので、「犬がいなくなった」という届け出をします。

365日24時間対応してくれるので、時間に関係なく届けてください。

※近隣の警察署とは情報を共有していることもありますが、念のため、近隣の警察署にも迷子の届け出をしておきましょう。

保健所・動物愛護センターに連絡

注意したいのが、保健所・動物愛護センターは、土・日・祝日、平日の時間外は連絡することができません。

メールでの問い合わせも時間がかかるので、必ず電話で連絡するようにしてください。

こちらも同じように、近隣の保健所・動物愛護センターに連絡しておきましょう。

※連絡がくるまでは、HPなどで情報を毎日確認し、定期的に問い合わせてください。

3.SNSを利用して、迷子犬を探す

今やほとんどの人が何らかのSNSを利用しています。

多くの人が利用するということは、それだけ情報が拡散されることに繋がるので、いなくなった犬を探すのに効果的です。

情報を投稿して、たくさんの人に協力してもらいましょう。

ネット内に迷子犬の情報を書き込む掲示板などもあるので、それらも利用してください。

4.動物病院・ペットショップ(美容院)に問い合わせる

迷子犬を保護してくれた人が飼い主を探すために、動物病院やペットショップなどに連れて行ってくれている可能性もあります。

居なくなった周辺の該当する所に問い合わせてください。

保護されていない場合は、迷子になっている犬の特徴と連絡先を伝えて連絡が貰えるようにお願いしましょう。

5.張り紙(ポスター)を作る

張り紙(ポスター)を作って、スーパーやドラッグストア、動物病院、近所の掲示板などにお願いして張り出して貰います。

犬の散歩中の人も渡して、なるべく多くの人と情報を共有できるようにしてください。

張り紙(ポスター)を作る時に必要事項は次のようになります。

  • 犬の写真は、中央に載せる
  • 目立つ色で「探しています」と入れる
  • 犬の名前
  • 犬の種類、大きさ
  • 毛の色
  • 性別
  • 犬の特徴
  • 犬が居なくなった日時
  • 犬が居なくなった場所
  • 飼い主の連絡先(名前と電話番号)

飼い主さんの連絡先は、どこでも連絡がとれるように携帯の電話番号にしておきましょう。

名前は、仮名やニックネームなどでもOKです。

自分で作る場合は、犬猫を探すための張り紙(ポスター)の無料で使えるテンプレートがたくさんあるので、それらを利用すると簡単に作ることができます。

「張り紙テンプレート」や「迷い犬 張り紙 テンプレート」などで検索してください。

※電柱や公共物に張り紙(ポスター)を張るのは、違反行為になるので、必ず許可が取れる所だけにしましょう。

犬を迷子にさせない為の防止対策

日本では、迷子になったことが原因で殺処分されてしまう犬が大勢います。

飼い主さんは、愛犬を迷子にさせないように、日頃から注意しなくてはいけません。

万が一に備えて、迷子になった場合、すぐに飼い主が分かるようにしておく必要があります。

マイクロチップを入れる

迷子犬が保護された時、飼い主の連絡先が分からないという事がよくあります。

首輪や迷子札を付けていても、それらが外れていたら意味がありません。

犬が迷子になった時、犬の身分証明になるのがマイクロチップです。

犬のマイクロチップは、直径2mm、長さ12mm程度の大きさの物で、内部にアンテナとICタグが内臓されています。

マイクロチップに必要なデータを登録しておけば、動物病院・保健所・動物保護センターなどで専用のリーダー(専用の読み取り器)を使って番号を読み取ることができます。

データ登録料とマイクロチップの装着量はかかりますが、専用のリーダー(専用の読み取り器)がある場所に保護されていれば、確実に飼い主さんと連絡が取れます。

脱走壁のある犬や、迷子になったことがある犬には是非入れておきましょう。

迷子になった時に見つかる確率がかなり上がります。

犬のマイクロチップが義務化?装着料金や登録方法など

迷子札をつけておく

迷子札をつけておけば、犬が居なくなった場合、第三者からの連絡を受けることができます。

重要なのは、保護した人と探している人が連絡を取れることです。

迷子札がついていれば、それが可能になるので、愛犬のためにも着けてあげましょう。

迷子札にはおしゃれな物も多く、素材も皮やステンレスなど種類が豊富です。

首輪に直接書き込む物やキーボルダーのようにぶら下げる物などあるので、愛犬に合った物を選んでください。

犬のおやつ「ほねっこ」でお馴染みのゴン太シリーズを販売しているマルカンでは、迷子による殺処分0を目指す取り組みとして、迷子札を無料で作る事ができます。

気になる方は、マルカン ゴン太迷子札をご覧ください。

リードや首輪は定期的に点検する

犬の迷子の原因に、「散歩中にいなくなった」というのが多くあります。

首輪やリードは、使用期間が長くなると劣化してきます。

気が付かないうちに、首輪やリードを繋ぐ金具が脆くなっていたり、サイズが合わなくなっていることもあります。

散歩に出る前にチェックするなど、定期的な点検が必要です。

万が一に備えて、二重の対策を施しておくのも効果的。

たとえば、首輪+ハーネスタイプの胴輪にしたり、首輪に補助の金具を付けるなどしておけば、1つが外れても二重になっているので安心です。